運営理念

利用者にとって入院治療は、あらゆる意味で負担が大きいので、 洛南病院ではできる限り外来で治療することを基本としています。

精神科治療において、急性期は最も重要な時期であり、疾患の予後に大きな影響を及ぼします。ここに多くの技術とマンパワーを集中して最善を尽くすことは、洛南病院の基本的方針です。また、洛南病院は、京都府南部圏域精神科救急システムの基幹病院として、緊急入院の受入れに力を注いでいます。

洛南病院は、利用者が受ける入院の精神的及び経済的負担を、できる限り減らしたいと考えています。洛南病院ではチーム医療による集中的治療を行い、入院期間の短縮に努めています。

洛南病院は、急性期精神医療を専門としてあらゆる精神科疾患の受入れを行っていますが、児童精神医療・老年期精神医療のように特殊な技術を要する分野にも専門医と専任の精神保健福祉士・臨床心理士を配し、より高度な医療を提供しています。

洛南病院は、地域に根ざしたトータル治療をめざし、訪問看護やデイケアを実施して地域包括ケアに努めています。

洛南病院は、精神医療発展のため、さまざまな職種の医療従事者育成に力を注いでいます。