病院紹介

概要・沿革

概要・沿革当院は、京都市南部に隣接し、史跡名勝に富む豊かな自然に囲まれた宇治市北東部の丘陵地に位置しています。
昭和20年6月に京都府が設置した京都府内で唯一の公立精神科病院で、早くから先進的な医療看護を発展させてきました。特に、30年代以降、リハビリテーション活動を推進し、50年代からは重症患者への対応、地域内自立を支えるための活動、職員研修などの充実に力を注いできました。

近年では、平成8年から中長期計画に基づいて急性期治療病棟を発足させ、時代の変化に即応できる病院運営を目指し、患者の人権擁護、社会復帰及び社会参加の促進、地域精神保健福祉の発展のために努力を続けているところです。また、平成14年7月からは、府南部圏域における精神科救急医療システムの基幹病院としての役割を果たしています。

続いて、平成15年10月には、改正医師法に基づく協力型臨床研修病院として国の指定を受け、他の病院と共同して臨床研修を行っています。
更に、平成18年5月からは、思春期専門外来を開始し、思春期特有のこころの問題や発達障害などの診断と治療に取り組んでいます。

おって、平成19年1月には、医療観察法に基づく指定通院医療機関として国の選定を受け、通院医療による精神症状の安定を図るとともに、関係機関と連携しながら訪問看護やデイケアによる生活支援等を行っているところです。

また、平成23年10月には、認知症疾患医療センターの指定を受け、認知症に関する地域連携の中核となる医療機関の役割を担っています。

さらに、平成25年度には、若年性認知症専門外来を開設し、光トポグラフィー検査やうつ病の磁気刺激治療を導入するなど、より専門的な医療にも取り組んでいます。

病院概要

名称 京都府立洛南病院
所在地 宇治市五ケ庄広岡谷2番地
開設年月日 昭和20年6月1日
診療科目 精神科(補助科:内科)
診療規模 入 院 : 256床(許可病床数)、6看護単位
外 来 : 150人/日
基準サービス 入院時食事療養費(1)(平成12年10月)
栄養管理実施(平成18年4月)
精神病棟入院基本料2〈15:1〉=4看護単位(平成18年4月)
精神科救急入院料=2看護単位(平成18年6月)
精神科急性期治療病棟入院料=1看護単位(平成22年7月)
施設 敷地面積  80,686m2
建築面積  7,382m2
延床面積  12,028m2
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