当院職員による患者様に対する不適切な行為について
このたび、当院において、看護職員が入院患者様を蹴るなどのきわめて不適切な行為に及ぶという事案が発生いたしました。
患者様ご本人、ご家族に深くお詫び申し上げます。
また、当院をご利用いただく全ての皆様やご家族、そして府民の皆様の信頼を損なう事態を招いたことを重く受け止めております。
当院は「利用者の人権を守り、利用者中心の医療をめざす」ことを病院理念として掲げ、「質の高い看護を提供すること」を目標とし、日々努力、実践してまいりました。その努力と皆様からいただいた信頼を大きく損ねる事案を防ぐことができなかったことは、病院長として大変申し訳なく、痛恨の極みであります。
今後は、二度とこのようなことがないよう、再発防止に努め、患者様、ご家族、そして府民の皆さまに安心して利用していただける洛南病院を目指し、これまで以上に努力を続けてまいりたいと思いますので、厳しい目で見守っていただきますよう、お願い申し上げます。
令和2年12月17日
京都府立洛南病院
病院長 山下 俊幸